コラム
レポート|色彩哲学セミナー&内面カウンセリング
2024年7月11日、「色彩哲学セミナー」と「内面カウンセリング」が開催されました。
本協会会長 高田裕子先生から、午前は「色彩哲学セミナー」にて、診断士にとって大切な哲学を磨き、午後は「内面カウンセリング」にて、お客様を導くための診断術を磨くことができるカラーアナリスト向けの実践的かつ充実したセミナー内容です。
今回記事を担当する私も、パーソナルカラー診断士としてセミナーに参加させていただきました。次の診断からすぐに実践したくなる多くの学びがございましたので、ご紹介いたします。
パーソナルカラー診断士ひとりひとりが色彩哲学を持つことの重要性について教えていただきました。
私たち診断士は「パーソナルカラー診断とは、どのようなものなのか?お客様にどのような価値をもたらすものなのか?」というように診断士として土台となる問いに自分自身の確固たる答えを持つ必要があります。
その答えはひとつというわけではなく、診断士それぞれが持つ答えがあります。診断士が持つ色彩哲学とお客様の価値観が共鳴したとき、色彩哲学はお客様に大きな変容をもたらすエネルギーとなります。
高田先生からは「パーソナルカラーは、色のチカラによってお客様が本来持っている魅力をあぶりだすもの。パーソナルカラーによって、お客様の本当の表情が表れる。表情が変わると、心が変わる。心が変わると周囲との関わりや出会い、環境が変わる」ということを多くの経験とともにお聞きし、その中に先生の色彩哲学を感じます。そして、パーソナルカラー診断は、似合う色を知る以上の価値があるということを感じます。
セミナーは、高田先生からいただいた問いについて自分自身の考えを持ち、診断士同士で意見交流するうちに色彩哲学が言語化され磨かれていき、活動の軸が定まる大切な学びの時間となりました。お客様の多くは「似合う色を知りたい」と思いご予約、ご来店くださいますが、私たち診断士は自分自身の色彩哲学を軸に、似合うお色をお伝えする以上の価値をお客様に感じていただく必要があると、強く意識しました。
CLE協会でパーソナルカラー診断を学び感じるのは、パーソナルカラー診断は、お客様が似合う色を知るということがゴールではないということです。お客様にとっては似合う色を知ってからがスタートで、私たちはお客様の変容をサポートする必要があります。
そのために重要な4つのポイントについて、詳しく教えていただきました。
お客様の変容を応援する立場として、相応しい立ち振る舞いを学び、取り入れたいお声掛けが具体的に見つかりました。
午前と午後のセミナーを通して、心構えと振る舞いの両面から、お客様により大きな価値をお届けできるよう、一日で急成長したと感じます。
きっとセミナーを受講される診断士それぞれの経験を踏まえると、また違う角度からの学びや感じ方が得られると思います。
今回のセミナー価格は、各税込5,000円です。色彩人類学ラボ会員様は、無料でご受講いただけます。
年間スケジュール
【色彩哲学セミナー】
11月16日(土)/2月16日 (日)/4月14日(月)10:00〜11:30
各10:00〜11:30
【内面カウンセリング】
8月31日(土)/10月16日(水) /11月16日(土)/12月16日(月)/2月16日 (日)/3月12日(水)/4月14日(月)
各13:00〜14:30
同日の午前午後にご受講いただける機会は、2月16日 (日)/4月14日(月)となります。
あなたも色彩人類学ラボメンバーになって、似合う色と性格傾向の研究や、カラー診断力を向上する学びを継続して、パーソナルカラーアナリストとしてのスキルを一緒に磨きませんか?
ラボメンバーができること
CLE協会では、色を学び始める方向けの講座はもちろん、すでに色彩活動されている講師の方々のためのスキルアップ講座もございます。皆さまが自信を持って日々ご活動できますようにお力になれますと幸いです。
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