色彩人類学
インタビュー|私と色の出会いと未来 #001 水野類さん
CLE 協会で色を学び自分らしく活動を広げている診断士をご紹介させていただくコラム「私と色の出会いと未来」
第 1 回目の今回は、水野類さんにインタビューさせていただきました。
↑ モノトーンコーデばかりだった仕事中心時代
大学で「景観の色変化」について研究をしながら、色や照明の資格を取得しました。卒業後は建設不動産系の企業に勤めるものの、秘書や人事職だった為、その研究を生かすことなく、仕事に没頭。独身生活を謳歌したので、結婚出産は既にアラフォーでした。そろそろ幼い頃からの目標だった「起業」に向けて、本格的に動き出そうと考えている頃、第二子を死産し、自身も危ない状態に。ドン底の産休中、どうにかして外出できる精神状態にならないかと、クローゼットの中から明るい色の洋服を選んで着てみると…不思議なことに前向きになれました。
それなら!と、20 代の頃に受けた際はあまりピンとこなかったパーソナルカラー診断をもう一度受けて、似合う色を着よう、なんなら自分も診断できるようになりたい!と思いました。SNS で自分好みの先生を探して見つけたのが、植田幸代先生でした。初対面で大好きになり、この方に教えてもらいたい!と、診断中にご相談し、あれよあれよとここまで来ました。
昔から「自分にしかできないことがしたい」「誰かに語り継いでもらえる事がしたい」と思いつつも、具体的にコレというものを見出せずに悶々としていましたが、カラーを学びだして、自分がやりたいこと、将来の夢などがハッキリしていき、これからの人生に対するモヤモヤが晴れました。
カラーアナリストとしては、これまでの秘書や人事の経験を生かし、ビジネスパーソン向けのコンサルや研修をメインで行っていきたいと考えています。
責任者として仕事を続ける中で「家事も育児も不妊治療も仕事も完璧に」ができず、苦しい思いをしています。周りには正社員として働くことを諦めた母親や、自己犠牲をしたり自分を責めてしまっている方、結婚出産を諦めた方も多くいます。将来的には、そういう方々がご自身の得意や経験を活かして多様な働き方ができる場を提供する事業も展開したいと思っております。この想いはカラーの勉強をする中で具体化した夢です。
私は現在、CLE 協会のご紹介で、某百貨店内の婦人服店に併設された「パーソナルカラー診断ができるネイルサロン」にて活動させていただいております。スタッフの方々やお客様から教わることが毎回あり、多くの刺激を受けております。協会には、様々なバックグラウンドの方が在籍され、これまでに関わりのなかった世界との繋がりが作れます。講座の内容も多岐に渡り、学びが深く広く用意されていますので、可能性も広がります。
CLE協会の色の学びは、単発の詰め込み型ではない、日常にフィットした知識の積み重ねで、ご自身の生活から変わっていくところが特徴だと感じています。お一人お一人に合わせて段階的に学んでいけますので、お試しから始めてみてはいかがでしょうか。
色の学びに出会い、これからの人生が楽しみで仕方なくなったという 水野類さん
外見からも内面からも自分らしくイキイキと輝いておられる彼女の色彩人類学診断の結果はこちら
枠にとらわれない発想力とともに、着実に取り組む堅実さを感じます。