代表コラム
【代表コラム】|診断に迷う6つのタイプと4つのアドバイス〜似合う色は〝決める〟のではなく〝引き出す〟もの〜
このようなタイプは、色素変化だけではなく「肌の整い感」「瞳の引き立ち」「全体の印象」など複合的な視点でパーソナルカラー診断を行うことが大切です。
CLE協会代表の高田裕子先生のInstagram「お悩み相談室」への質問がございました内容のまとめとなっております!
(例)「イエベでもブルベでもいけて見える!」「サマーとウインターで悩む!」「スプリングとサマーの反応が近い」
これらは、肌・瞳・髪の色の特徴がクロスしており、明確に線引きが難しく分かれにくい[バランスタイプ]です。
(例)「肌ツヤも透明感もどちらも良く見える」「どれも悪くない」
このタイプの方は、自己補正力が高い肌を持っていたり、オシャレ慣れをしていて[似合わせ力があるタイプ]です。
(例)「サマーで透明感は出るけど血色感は出ない」
このタイプの方はサマーであっても、色の効果が一面的ではなく、[判断基準をどこに置くかで結果が変わるタイプ]です。
(例)サマーの色でSPのように見える」「スプリングの白さがサマー以上によく見える」
明度の高さと肌ツヤで錯覚が起きやすい、[視覚的に迷いやすいタイプ]です。
(例)「黒髪でウインターっぽいけど、瞳が優しい」
これは、印象(雰囲気)と色素(診断要素)が食い違い、[印象バイアスに左右されやすいタイプ]です。
(例)「オシャレな元アパレルの方でどれも良く見えた」
見せ方や佇まいの力で、色の似合い・不似合いを[オシャレ慣れで補正できるタイプ]です。
【アドバイス①】
「どちらでも良さそう」ではなく、「どちらが引き立つか」を見る。
複数のシーズンの良さが見えるタイプに出会った時は「どちらがより美しさを引き出しているか」に注目をします。
特に注視すべきは・・・
どちらで〝顔が整って見えるか〟が決め手となります。
【アドバイス②】
「何でも似合って見える人」には〝違和感〟に注目する。
すべての色がしっくりくるように見える人には、むしろ「わずかな違和感」に注目してみましょう。
この〝少し気になる〟にこそ、診断のヒントが隠れていることが多い場合もあります。
【アドバイス③】
印象に流されず、色素の変化を「構造的:に観察する。
雰囲気やファッション性に目を奪われがちな方ほど、肌・瞳・輪郭の具体的な変化を冷静に観察することが鍵です。
といった〝部分の変化〟を細かく積み上げていく視点が曖昧さを突破する一歩になります。
【アドバイス④】
迷う時間=プロの腕の見せどころ。
すぐに判断できない場合は、「この人に最もフィットする理由を掘り下げる時間」と考えましょう。
迷った経験こそが、診断士としての成長に直結します。
正解を急がず、観察と言語化を丁寧に繰り返すことが、揺るぎない自信へと繋がります。
カラー診断は普段のコミュニケーションの縮図です。アナリストの見ているところをしっかりと共通認識としてお客様と共有することを忘れずにいましょう。
迷った時こそ、診断士の本領発揮です。
正解を与えるのではなく、その人の魅力が最も自然に引き立つ〝納得〟を一緒に見つけていくのです。
それが私たちの役割なのです。
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