活動報告

【活動報告】|学校教育関連:私らしさとT.P.O 〜着方の工夫 〜自分に似合う色

担当講師/実施日

池田 祐子/2025.5.12

活動の目的・背景

和歌山県すさみ町立周参見中学校が、認定NPO法人色彩生涯教育協会のパーソナルカラーアナリスト派遣による授業を、昨年に続き導入して下さり、色を通して自他の内面と外見を見つめながら、実生活で色を活用できるようにする目的で、中学1年生に向け、50分のオンライン授業を受け持たせていただきました。

参加者

中学1年生 25名(男子13名・女子12名) 

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タイムテーブル

8:30〜8:47 ワーク① 色と心の不思議

8:47〜8:53 歴史、パーソナルカラークイズ

8:53〜9:06 ベースカラー診断

9:06〜9:10 3つのエネルギー

9:10〜9:20 まとめ・質問

成果

オンラインでの50分授業はあっという間に過ぎていく感覚でしたが、授業を済ませ、生徒さんには、身につける色への関心や興味を持っていただけたこと、担当の先生には、生徒が主体的に学べる内容で充実した授業であったとご感想をいただけたことで、生徒さんや先生方に喜んでいただき、目的に敵った授業ができました。

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オンラインレッスンでも、生徒一人ひとりが参加型で「色」を感じてもらえる授業工夫をしております。

色鉛筆を使った色彩心理ワークは、自己理解を深め、心の状態を整えるための効果的なツールで、生徒たちも楽しく色に触れてました。

色の持つ心理的な影響を理解し、色鉛筆を使って自己表現することで、感情や思考の整理、ストレス軽減、創造性の向上に繋げられます。

色鉛筆を使った色彩心理ワークのメリット

  • 自己理解の深化:
    色の選び方や組み合わせ方を通して、無意識の感情や思考を意識化し、自己理解を深めることができます。
  • 心の状態の整理:
    色を使い、心の状態を表すことで、感情を整理し、心の負担を軽減することができます。
  • ストレス軽減:
    落ち着いた色や、好きな色で絵を描くことで、リラックス効果が得られ、ストレス軽減に繋がります。
  • 創造性の向上:
    色鉛筆を使った表現は、創造性を刺激し、新たなアイデアを思いつくきっかけになります。
  • 暖色 (赤、オレンジ、黄):
    心を興奮させ、活気をもたらす効果があります。食欲増進にも繋がります。
  • 寒色 (青、緑):
    心を落ち着かせ、鎮静効果があります。リラックス効果にも繋がります。
  • 中性色 (紫、緑、黄緑):
    暖色と寒色のどちらにも分類されない色。バランスのとれた心理的効果があります。

色鉛筆を使った色彩心理ワークは、誰でも手軽に始められる自己ケアツールです。色の持つ心理的な影響を理解し、自分自身の感覚や感情を大切にしながら、色鉛筆を使って自己表現することで、心の健康を保ち、より良い生活を送る手助けになることを実感して頂きました。

受講生の感想(抜粋)

・今までコーディネートに興味があまりなかったけど、今日の話を聞いて少し興味がわいてきました。

・太陽の光がいろんな色だと初めて知れて良かったし、自分に似合う色の服を着たいと思った。

・服は適当に選んでいたけど、「色」などで印象が変わっているんだと思いました。

・印象に残ったことは人と比べない、あせらない、あきらめないことです。

講師の所感

オンラインでのカラー診断では、一人一人とじっくりコミニュケーショをとることが難しいことから、今回実施の全員参加型で手を動かす活動的な内容(塗り絵や、パーソナルカラーの歴史問題等)を取り入れていくことが、印象に残っていただける効果を体感することができました。 このようにオンライン授業での活動もより充実できますよう考え行動していきたいです。

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